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PEZAの承認投資が1〜9月で2,971億ペソ、前年の92%増

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KEY POINTS

ニュースの要点
フィリピン経済区庁(PEZA)の2026年1〜9月の承認投資は2,971億4,000万ペソで、前年同期から92.07%増えました。年間目標3,000億ペソの99%にあたります。件数は222件です。
この動きの意味
これらの案件からは89億5,000万ドルの輸出と、3万3,331人の直接雇用が見込まれています。投資元の上位は台湾、オランダ、韓国、シンガポール、インドネシアで、日本は上位に入っていません。
今後の注目点
2012年に記録した3,110億ペソを超えられるか。台湾からの投資がどこまで続くか。日本からの投資が戻るか。Pax Silicaとの関連で高度技術の案件が増えるか。

フィリピン経済区庁(PEZA)の承認投資が、年間目標に迫っています。

期間承認投資前年同期比
2026年1〜9月2,971億4,000万ペソ+92.07%
2026年9月単月806億8,000万ペソ+65.08%

9月だけで806億8,000万ペソ(前年同月は488億7,000万ペソ)。1〜9月の合計は、年間目標3,000億ペソの 99% にあたります。

中身

1〜9月の222件から見込まれるのは、次のとおりです。

  • 輸出:89億5,000万ドル
  • 直接雇用:3万3,331人

分野別の件数は、製造業が89件で最多、次いでIT-BPMが34件、経済区開発が34件、施設が23件。ほかに物流18件、国内市場向け17件、観光4件、公益事業3件です。

所在地はルソンが185件、ビサヤが25件、ミンダナオが12件でした。

9月単月では26件が承認され、うち9件が輸出向け製造、4件がIT-BPM。776億2,000万ペソ分の大型5件は、造船・修繕、太陽光パネル製造、不動産、バイオエタノール製造、電子機器製造でした。地域別ではカラバルソン(カビテ、ラグナ、バタンガス、リサール、ケソン)が12件、首都圏7件、中部ルソン5件、西ビサヤと中部ビサヤが各1件です。

投資元に日本がいない

投資元の構成が、以前と変わっています。

期間上位の投資元
1〜9月台湾、オランダ、韓国、シンガポール、インドネシア
9月単月台湾、中国、シンガポール、英領バージン諸島、ルーマニア

台湾が首位です。日本は上位に入っていません。1〜8月の時点でも日本は上位に入っていませんでしたから、この傾向は続いています。

台湾企業125社が9月にマニラで博覧会を開き、台湾の貿易振興機関はフィリピンを半導体後工程の拠点候補に挙げています。承認投資の数字は、その動きが実際の案件になっていることを示しています。

記録更新を狙う

PEZA長官のTereso O. Panga氏は、次のように述べました。

「これらの数字は、フィリピンに対する投資家の信頼が高まっていることを示している。より幅広い市場の企業が、新規と拡張の案件で我々の経済区を選んでいる」

「3,000億ペソが手の届くところにあり、年末まで3か月ある。目標を超え、アキノ政権期にPEZAが記録した最高額3,110億ペソを突破するため、積極的な投資誘致と投資家支援の取り組みを続ける」

記録の3,110億ペソは2012年のものです。残り3か月で約129億ペソを積めば、14年ぶりの更新になります。

背景にあるもの

RCBCのチーフエコノミストMichael L. Ricafort氏は、米国主導のPax Silica構想にフィリピンが加わったことが外国投資家の関心を呼んだ可能性を指摘しました。

「Pax Silicaは、とくにAI、電気自動車、レアアースなどに関わる高度技術の産業を引き寄せるうえで、対内直接投資に良い合図を送った」

PEZAは全国に441の経済区を運営しており、うち200超がルソン経済回廊の中にあります。東芝がラグナの2拠点でHDD生産を3年かけて広げるのも、この回廊の中の話です。

換算は本文の金額が億・兆ペソ単位の統計値であり、前年比と目標比の読み取りが主眼のため行っていない。目安として1ペソ=2.49円(2026年9月4日時点)である。

SOURCES / 出典

  1. BusinessWorldメディア
    PEZA inches closer to P300-B full-year goalbworldonline.com
  2. PhilSTARメディア
    PEZA races toward P300 billion goal as investments surge in 9 monthsphilstar.com

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#PEZA#投資誘致#経済特区#台湾#輸出#雇用

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