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PEZA承認投資が1〜8月で2倍超の2,164億ペソ、日本は投資元の上位に入らず

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KEY POINTS

ニュースの要点
フィリピン経済区庁(PEZA)が2026年1〜8月に承認した投資は196件・2,164億7,000万ペソ(約5,628億円)で、前年同期の1,058億3,000万ペソから105%増えた。年間目標3,000億ペソの72%を8か月で達成している。8月単月は22件・645億7,000万ペソで、前年同月比334%増だった。
この動きの意味
件数の内訳は製造業が80件で最多、経済特区の開発が31件、IT-BPMが30件と続く。投資元はフィリピン国内が最も多く、オランダ、韓国、シンガポール、台湾が並ぶ。日本は上位5位に入っていない。製造業向けの投資が伸びる一方、当媒体が伝えたようにPEZA認定のオフィス床は余っている。
今後の注目点
年間目標3,000億ペソに届くか。8月単月の645億ポソのうち96%を占めた9件の大型案件が何だったか。製造業向けの投資が実際の着工と雇用にどこまで結びつくか。

フィリピン経済区庁(PEZA) が承認した投資額が、2026年1〜8月で 2,164億7,000万ペソ(約5,628億円)となった。前年同期の1,058億3,000万ペソ(約2,752億円)から 105%増 である。

年間目標である3,000億ペソ(約7,800億円)の 72%を8か月で満たした。

8月だけで645億ペソ

8月単月では22件・645億7,000万ペソ(約1,679億円)を承認した。前年同月の148億7,000万ペソ(約387億円)から 334%増 になる。ただしこの月は偏りが大きく、9件の大型案件だけで620億5,000万ペソ(約1,613億円)、全体の96.1% を占めた。

1〜8月の全体像は次の通り。

指標2026年1〜8月
承認投資額2,164億7,000万ペソ(前年同期比 +105%)
件数196件(前年同期179件から9.5%増)
直接雇用の見込み2万6,994人
輸出の見込み66億ドル(約1.0兆円)

中身は製造業が中心

件数の内訳を見ると、この投資の性格が分かる。

分野件数
製造業80
経済特区の開発31
IT-BPM30
施設19
物流15
国内市場向け事業15
観光4
公益事業2

地域別では、ルソンが161件、ビサヤが23件、ミンダナオが12件。ルソンに8割が集まっている。

投資元はフィリピン国内が最多で、続いてオランダ、韓国、シンガポール、台湾となった。日本は上位5位に入っていない。

貿易産業相でPEZA理事長の Cristina Roque 氏は「8か月で年間目標の72%以上に達したことは、フィリピンへの投資家の信頼が実際の約束に変わっていることを示す」と述べた。PEZAの Tereso Panga 長官は、緑の産業や先端技術など付加価値の高い分野への誘致を続けるとしている。

工場は増え、事務所は余る

同じPEZAの枠内で、製造業とオフィスの向きが分かれている。

当媒体は8月に、ケソン市のオフィスの55%が未契約で、その83%がPEZA認定床であることを伝えた。PEZA認定はIT-BPM企業が優遇税制を受けるための条件だが、床は埋まっていない。

製造業向けの投資は倍増し、事務所向けの床は余っている。 PEZAという同じ制度のなかで、2つの需要が別の方向を向いている。


円換算は2026年8月21日時点のレート(1ドル=159円、1ペソ=2.6円)による目安です。

SOURCES / 出典

  1. Philippine Daily Inquirerメディア
    Ecozone investments surged 334% in Augustbusiness.inquirer.net
  2. The Philippine Starメディア
    PEZA-approved investments more than double in 8 monthsphilstar.com

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#PEZA#投資#製造業#経済特区

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