Jollibee傘下のTim Ho Wan、日本のWDIから30%を取得し北米事業を完全子会社化
KEY POINTS
- ニュースの要点
- Jollibee Foods傘下のTim Ho Wanが、北米のマスターフランチャイズ合弁で日本のWDIが保有する30%を505万ドル(約8億円)で取得し、100%子会社にする。取引完了は2026年第3四半期の見込み。
- この動きの意味
- 同時にWDIは日本の合弁でTim Ho Wanが持つ30%を約1億6,610万円で取得する。北米は Tim Ho Wan、日本は WDI と、地域ごとに主導権を分ける整理にあたる。
- 今後の注目点
- 北米の店舗数を2028年までに20店へ増やす計画が実行されるか。日本側でWDIが単独運営に移ったあとの出店ペース。
フィリピンの外食最大手 Jollibee Foods Corporation の完全子会社 Tim Ho Wan が、北米のマスターフランチャイズ(一国全体の出店権を持つ契約)の合弁会社について、日本の WDI Corporation が保有する30%を取得する。取得額は505万ドル(約8億円)で、これにより北米事業を100%保有する。取引完了は2026年第3四半期を見込む。
同じタイミングで、日本の合弁については逆向きの取引が組まれた。WDIが、Tim Ho Wanの持つ30%を約1億6,610万円で取得する。北米はTim Ho Wan、日本はWDIが単独で持つ形に整理される。
北米5店を2028年に20店へ
Tim Ho Wanは香港発の点心専門店で、Jollibeeが持つ20ブランドの一つにあたる。北米の現状は5店で、うち3店が直営、2店がフランチャイズ。2028年までに米国内20店を目標に掲げる。
Tim Ho Wanの Yeong Sheng Lee 最高経営責任者は、今回の再編で「長期的な価値創造により集中して成長を追える」と述べ、北米を「最も重要な成長市場の一つ」と位置づけた。
完全保有にすることで、投資判断と出店の裁量が一社に集まる。合弁では意思決定に相手の同意が要るため、出店を速める局面では単独保有のほうが動きやすい。
日本のWDIは、カプリチョーザやハードロックカフェなどを展開する外食企業である。日比の外食企業が地域ごとに持ち分を交換する形は、提携解消というより役割分担の明確化に近い。
円換算は2026年8月21日時点のレート(1ドル=159円、1ペソ=2.6円)による目安です。
SOURCES / 出典
- Philippine Daily InquirerメディアTim Ho Wan takes full control of North America businessbusiness.inquirer.net
- Jollibee Foods Corporation(PSE Edge 適時開示)企業公式一次情報Acquisition or Disposition of Shares by Subsidiaries/Affiliatesedge.pse.com.ph
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