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国産ガス田マランパヤの第4期でガスの供給が始まり、生産は2034年ごろまで延びる

KEY POINTS

ニュースの要点
パラワン沖のマランパヤ・ガス田で、第4期として掘った深海井戸2本からのガスが、バタンガス州の陸上プラントを経てルソンのガス火力発電所に届き始めました。エネルギー省は11月6日に発表しました。
この動きの意味
マランパヤはルソンの電力需要の約2割を賄う国産ガス田です。今回の追加で生産は2034年ごろまで延び、輸入エネルギーへの依存を減らしたい政府にとって、国際価格の変動に左右されにくい電源を約6年長く使えることになります。
今後の注目点
新しい井戸を既存の生産設備に組み込み、今後数か月で生産を引き上げる計画です。実際の生産量がどこまで増えるか、エネルギー省が進める新しい鉱区の探査に投資が集まるかが次の判断材料です。

ルソンの電力の約2割を担う国産ガス田、パラワン沖のマランパヤ・ガス田で、第4期(Malampaya Phase 4)として開発した井戸からのガスの供給が始まりました。エネルギー省(DOE)が11月6日に発表しました。前日にはMarcos大統領がバタンガス州の陸上ガスプラントで、ガスの送り出しを始める式典に出ています。

新しい深海井戸2本をつないだ

第4期では、Malampaya East-1とCamago-3という2本の深海井戸を掘り、海底の設備を新たに設けて既存の設備につなぎました。ガスはパラワン沖の浅海プラットフォームを通り、全長504kmの海底パイプラインでバタンガス州の陸上ガスプラントへ運ばれ、ルソンの送電網に電気を送るガス火力発電所に供給されます。

エネルギー省によると、第4期で増える量は次のとおりです。

項目規模
追加するガス資源量2,220億立方フィート
発電量に換算約140億kWh
まかなえる電力約570万世帯の1年分
生産期間の延長約6年(2034年ごろまで)

新しい井戸を既存の生産の仕組みに組み込み、生産を引き上げる作業は今後数か月続きます。

ルソンの電力の約2割を担うガス田

マランパヤは2001年に商業生産を始め、いまもルソンの電力需要の約2割をまかなっています。2013年の第2期で生産井を2本足し、2015年に第3期を実施しました。開発の権利を定めたサービス契約38号は2023年5月に15年延長されて2039年2月までとなり、今回の第4期はその延長後で最初の開発です。

エネルギー省は、第4期を国内で10年以上ぶりの海上での掘削だったと位置づけています。今後も探査の入札制度(PCECP)を通じて、国内の石油・ガス資源への投資を呼び込む考えです。

Sharon Garinエネルギー長官は「天然ガスは、再生可能エネルギーへ移る間、送電網に安定して調整しやすい電力を与える。自国のガス田から調達できるほど、その移行はより安全で安くなる」と述べています。Marcos大統領は式典で、輸入に頼る度合いが下がれば国際価格の変動の影響を受けにくくなり、電気料金の抑制につながると話しました。

発表の数字が媒体で食い違う

式典を報じたGMAニュースは、追加の埋蔵量を414億6,000万立方フィート、発電量を314億6,000万kWh、1,311万世帯分としています。エネルギー省の発表(2,220億立方フィート、約140億kWh、約570万世帯)と大きく違い、GMAの数字は量と発電量の関係も合いません。この記事ではエネルギー省の発表の数字を採りました。生産期間が約6年延びるという点は両者で一致しています。

SOURCES / 出典

  1. フィリピン・エネルギー省(DOE)政府・規制当局一次情報
    Malampaya Phase 4 First Gas Strengthens Power Supply for Filipino Households, Showcases Local Engineering Expertisedoe.gov.ph
  2. GMAニュース(GMA News)メディア
    Marcos leads ceremonial first flow of gas for Malampaya Phase 4gmanetwork.com

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#マランパヤ#天然ガス#エネルギー省#パラワン#バタンガス#電力#エネルギー安全保障

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