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エネルギー省がバイオマス160メガワットを入札へ、10〜12月に実施

KEY POINTS

ニュースの要点
エネルギー省がバイオマス発電160メガワットの入札を10〜12月に実施します。単独の発電設備が120メガワット、熱と電気を同時に取り出す設備が40メガワットです。上限価格は10月1日までにエネルギー規制委員会が示します。
この動きの意味
再生可能エネルギーの比率を現在の25%から2030年に35%へ引き上げる目標を支える調達の一つです。すでに廃棄物発電400メガワットの入札が11事業者・14事業で動いており、燃やして電気にする方式の調達が並行して進んでいます。
今後の注目点
10月1日までに示される上限価格の水準。応札者が集まるか。2027年7月から2030年12月という引き渡し時期が守られるか。燃料となるバイオマスの安定調達ができるか。

フィリピン・エネルギー省(DOE)が、バイオマス発電160メガワットの入札を実施します。

区分容量
単独の発電設備120メガワット
熱と電気を同時に取り出す設備40メガワット
合計160メガワット

日程はこうです。上限価格(1キロワット時あたりの入札上限)は 10月1日までにエネルギー規制委員会が示します。入札そのものは 10〜12月に行われ、事業の引き渡しは 2027年7月から2030年12月の予定です。

Rowena Cristina Guevaraエネルギー次官は「入札は2026年の第4四半期に実施する」と述べています。参加できるのは、再生可能エネルギーの調達基準を満たすバイオマス事業です。

「燃やして電気にする」調達が並んでいる

この入札は単独の動きではありません。

同省はすでに廃棄物発電400メガワットの入札で、11事業者・14事業の資格審査を終えています。バイオマスと廃棄物発電を合わせると 560メガワットになります。

背景にあるのは目標です。フィリピンは電源構成に占める再生可能エネルギーの比率を、現在の25%から 2030年に35% へ引き上げるとしています。太陽光と風力は天候に左右されますが、バイオマスと廃棄物発電は燃料さえあれば時間帯を選ばず動かせます。太陽光が止まる夕方から夜を埋める役割を期待できる、という位置づけです。

見るべきところ

確かめるべきは2つあります。

ひとつは 上限価格です。10月1日までに示される水準が低すぎれば、応札が集まりません。廃棄物発電の上限は1キロワット時9.2959ペソ(約23円)に設定されました。

もうひとつが 燃料です。バイオマス発電は、サトウキビの搾りかすや籾殻といった農業の副産物を燃やします。発電所を建てても、その供給が季節や収穫量で振れると稼働率が上がりません。160メガワットという容量より、燃料を年間通して集められるかのほうが難所になります。

換算は1ペソ=2.49円(2026年9月4日時点)で計算した目安である。

SOURCES / 出典

  1. Philippine Daily Inquirerメディア
    DOE to bid out 160-MW biomass projectsbusiness.inquirer.net
  2. PhilSTARメディア
    DOE targets 160 MW from biomass auctionphilstar.com

参考(本文の補足)

  1. フィリピン・エネルギー省Department of Energy

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#バイオマス#再生可能エネルギー#DOE#入札#電源開発

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