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欧州発の顧客対応SaaSがBGCに本社を置き、1年で100人超を採る

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KEY POINTS

ニュースの要点
顧客対応ソフトのPleased.comが、ボニファシオ・グローバル・シティのThree/NEO Buildingに本社を開きました。すでに管理部門と約10人のエンジニアを採用しており、年内にエンジニア50人、12か月で100〜110人を目指します。
この動きの意味
4年前に欧州で創業し、これまで拠点を持たず全社を遠隔で運営してきた会社です。その最初の物理拠点がマニラで、しかも人件費の安い地方ではなくBGCを選んでいます。採用の対象も技術・製品の職種です。
今後の注目点
年内のエンジニア50人という目標が実際に埋まるか。BGCの技術者の採用競争がどこまで厳しくなるか。米国の中小企業向けにサービスを広げる計画が進むか。

顧客対応ソフトの Pleased.com が、マニラ首都圏タギッグ市のボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)にある Three/NEO Building に本社を開きました。

同社は約4年前に欧州で創業し、これまで拠点を持たず全社を遠隔で運営してきた会社です。創業者兼最高経営責任者のJonathan Sterling氏は「これまでは遠隔で運営していた」と述べています。その最初の物理的な拠点がマニラになります。

事務所は賃借から 3か月で内装まで仕上げたとされています。

問い合わせの75%をAIが完結する

事業の中身はこうです。企業向けにライブチャット、メールの問い合わせ管理、電話対応を1つの基盤で提供しています。扱う量は年 600万〜700万件の顧客接点です。

そのうち 約75%はAIが最後まで処理し、苛立ちが見える顧客は自動で人間の担当者に回す設計になっています。Sterling氏は「私たちはいろいろなものの混ざりものだが、中核は顧客対応のソフトウェア会社だ」としています。

顧客にはリトアニアの与信機関 Unlokk や、アフリカのデジタル銀行 Tenn.io が挙がっています。

安い場所ではなく、BGCを選んだ

採用の計画はこうなっています。

時期目標
現在管理部門と 約10人のエンジニア
2026年内エンジニア 50人
今後12か月合計 100〜110人(多くが技術・製品の職種)

求める人材は、理系の学士・修士を持つ技術者です。

注目すべきは立地の選び方です。Sterling氏は「最良の人材と最良のインフラは、まさにBGCにあると本当に感じている」と述べ、より賃料や人件費の安い場所ではなくBGCを選んだと説明しています。

フィリピンのBPO(業務受託)は長らく「人件費の安さ」で語られてきました。業界団体は日本を含む4市場を狙って米国依存を下げにいっていますが、今回はそれとは違う角度です。AIが7割強を処理する会社が、残りを支える技術者をマニラで採るという構図になります。

Sterling氏はこうも述べています。「彼らがフィリピンにいながらできる、質の高い仕事を与えたい。愛している文化の中に居続けられる」

開所式にはタギッグ市のLani Cayetano市長、PEZA(フィリピン経済区庁)のLigaya Jennifer Escolano氏、Neo Groupの経営陣が出席しました。同社は今後、主に米国の中小企業向けにサービスを開いていく方針です。

SOURCES / 出典

  1. Philippine Daily Inquirerメディア
    Pleased.com sets up BGC headquartersbusiness.inquirer.net
  2. BusinessMirrorメディア
    Pleased.com PHL office to hire more Pinoy engineersbusinessmirror.com.ph

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#Pleased.com#BGC#SaaS#AI#採用#カスタマーサポート#外資

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