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再生可能エネルギーで電力費が2年で992億ペソ圧縮、シンクタンク試算

KEY POINTS

ニュースの要点
気候・持続可能都市研究所(ICSC)の試算で、固定価格買取制度(FIT)の対象となる再生可能エネルギーが、2024〜2025年の2年間で電力費を992億ペソ(約2,579億円)押し下げたとされる。卸電力市場(WESM)の価格を1キロワット時あたり0.3916ペソ下げた計算になる。
この動きの意味
この押し下げ幅は、2026年8月に発効した固定価格買取制度の負担金(FIT-All)の引き上げ0.3359ペソを上回る。負担金は消費者が払うが、市場価格の低下でそれ以上を取り戻している、という主張である。太陽光の発電コストは2014年の1キロワット時9.68ペソから3〜4ペソ台に下がった。
今後の注目点
試算の前提が第三者に検証されるか。FIT-Allの次回改定。グリーンエネルギー入札の落札価格が下がり続けるか。

シンクタンクの 気候・持続可能都市研究所(ICSC) が、再生可能エネルギーによる電力費の押し下げ効果を試算した。2024年から2025年の2年間で 992億ペソ(約2,579億円)にのぼるという。

計算の対象は、固定価格買取制度(FIT)の対象となる再生可能エネルギーの事業である。これらが 卸電力市場(WESM)の価格を1キロワット時あたり0.3916ペソ押し下げた としている。

負担金の引き上げ幅を上回る

固定価格買取制度では、消費者が FIT-All と呼ばれる負担金を電気料金に上乗せして払う。2026年8月には、この負担金が 1キロワット時あたり0.3359ペソ 引き上げられた。

ICSCの主張は、押し下げ幅(0.3916ペソ)が引き上げ幅(0.3359ペソ)を上回っている、というものである。負担金は増えたが、市場価格の低下でそれ以上を取り戻している という整理になる。

太陽光のコストは10年で3分の1に

背景には発電コストの低下がある。

太陽光の発電コスト1キロワット時あたり
2014年9.68ペソ
現在(固定価格買取制度)3〜4ペソ
現在(グリーンエネルギー入札)3.68〜4.48ペソ

ICSCの上級政策顧問 Pedro Maniego 氏は、過去10年の急激なコスト低下について、政策の継続的な支援と競争を組み合わせた結果 だとみている。

当媒体は電力について、発電会社40社超の免許停止勧告やビサヤ地方の需給警報を伝えてきた。供給の安定は課題のままだが、価格の側では別の動きが出ている。


円換算は2026年8月21日時点のレート(1ドル=159円、1ペソ=2.6円)による目安です。

SOURCES / 出典

  1. Philippine Daily Inquirerメディア
    Renewables cut power costs by P99B in two yearsbusiness.inquirer.net
  2. PHILIPPINES STARTUPメディア
    エネルギー省、報告を出さない発電会社40社超の免許停止をERCに勧告へphilippines-startup.biz

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#再生可能エネルギー#電力価格#ICSC#太陽光

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