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フィリピンが中国ASEAN博の主賓国に、過去最大313人を送る

KEY POINTS

ニュースの要点
9月17〜21日に中国・広西チワン族自治区の南寧で開かれる第23回中国ASEAN博覧会(CAEXPO)で、フィリピンが主賓国を務めます。313人の代表団と73社の輸出企業を送り、同博覧会への参加としては過去最大です。
この動きの意味
主賓国は2013年以来2度目です。農産加工品、生活雑貨、住宅とファッション、パーソナルケア、観光、銀行、医薬という幅の広い構成で、単一産業の売り込みではありません。セブ州が『魅力の省』として国別館に立ちます。
今後の注目点
会期中に成立する商談の規模。中国向け輸出の品目構成が変わるか。主賓国としての扱いが翌年以降どう続くか。

中国・広西チワン族自治区の南寧で9月17〜21日に開かれる 第23回中国ASEAN博覧会(CAEXPO)で、フィリピンが 主賓国(Country of Honor)を務めます。2013年以来2度目です。

送り込む規模は、同博覧会への参加としては過去最大になります。

代表団313人
出展する輸出企業73社(商品館)
国別館セブ州が「魅力の省(Province of Charm)」として登場
会場南寧国際コンベンション・エキシビションセンター
掲げるテーマ「フィリピンはビジネスと成長に向けて組まれている」

業種は広く取っている

73社の構成は、農産加工品、生活雑貨、住宅とファッション、パーソナルケアと関連サービス、観光、銀行、医薬です。

製造業の売り込みではなく、消費財と観光とサービスが中心です。フィリピンが中国市場に対して何を売れると考えているかが、この構成に出ています。

取りまとめているのは、貿易産業省の輸出振興部門である CITEM(国際貿易展示・ミッションセンター)です。CITEMは「この会場で成立したすべての取引と提携が、国全体の経済成長に直接つながる」としています。

準備には、貿易産業省、投資委員会、PEZA、観光省、外務省、フィリピン商工会議所、比中商工会議所連合会、フィリピン青年実業家協会、セブ州政府などが関わりました。CITEMとセブ州政府は、参加に関する覚書も交わしています。

CITEMのLeah Pulido Ocampo事務局長は、主賓国の指名が「フィリピンと中国、そしてASEANの隣国との強く永続的な関係」を映すものだと述べています。

輸出は伸びている

背景として、フィリピンの輸出そのものは好調です。1〜7月の輸出額は549億2,000万ドル(約8兆5,600億円)で前年同期の486億7,000万ドルから13%増え、1991年の統計開始以来で7か月としては最高でした。

セブ州は、年7.3%の経済成長と、空港・港湾の物流網を売り込みます。

日系企業にとっての読みどころ

直接の関わりは薄い催しですが、フィリピンが中国市場にどう向き合っているかを読む材料になります。

主賓国という位置づけを受けること自体が、両国の経済関係の姿勢を示します。南シナ海をめぐる緊張が続くなかでも、貿易の場は別に動いているということです。

フィリピンに製造拠点を持ち、そこから第三国へ輸出する企業にとっては、中国が販売先として開かれているかは事業計画に関わります。今回の構成を見るかぎり、フィリピン側が押しているのは消費財と農産加工品で、工業製品ではありません。

換算の基準は1ドル155.9円(2026年9月4日時点)です。

SOURCES / 出典

  1. PhilSTARメディア
    Philippines to bring largest delegation of exporters to China-ASEAN Expophilstar.com
  2. CITEM政府・規制当局一次情報
    CITEM activates strategic partnerships to drive export success at CAEXPO 2026citem.gov.ph

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#CAEXPO#輸出#中国#ASEAN#CITEM#セブ

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