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フィリピンの農業スタートアップ10社が台湾へ、4社が世界大会の40強に

KEY POINTS

ニュースの要点
フィリピンの農業スタートアップと小規模事業者10社が、台北のTaiwan Smart Agriweek 2026に参加します。農業省がマニラ経済文化事務所と台北の貿易投資センターと組んで送り出し、販路・投資・技術提携を狙います。
この動きの意味
4社が、台湾・日本・韓国など8か国39チームが競う世界大会の上位40に残りました。展示だけでなく、台湾の輸入業者と投資家に直接売り込む場が組まれています。
今後の注目点
実際に成約や提携が出るか。同じ形の送り出しが他の市場でも続くか。選ばれた技術のうち、どれが国内での実装まで進むか。

フィリピンの農業スタートアップと小規模事業者 10社が、台北で開かれる Taiwan Smart Agriweek 2026に出ます。会場はTaiNEX 1(台北南港展覧館1館)です。

送り出しているのは 農業省(DA)で、マニラ経済文化事務所(MECO)と台北のフィリピン貿易投資センター(PTIC)が組んでいます。MECOは台湾との窓口を担う機関です。

出ていく10社

企業手がけているもの
PHYTOSPHERE Agro-Biotech Processing植物由来の農薬と農業資材
WamPLVS+スイカの副産物からつくる天然の保存料・添加物
Farmyra Technologies農業の自動化とデータ分析
PETROTECHS貝の養殖デバイス「MusselFlex」と、生産者と買い手をつなぐ基盤
Mira's Food and Agriventure食品・農業関連
Bluecrust Processed Food Manufacturing加工食品
Eco-Pure Cleaning Solutions洗浄関連
Jeepney Republic TW台湾向けの事業
Ferncrest Dairy Farm酪農
Kuya Bs Mushroom Productsきのこ製品

スイカの副産物から保存料をつくる貝の養殖に専用のデバイスを当てるといったあたりが、フィリピンの一次産業の条件から出てきた発想として目を引きます。

4社が世界大会の上位40に

このうち 4社が、Global Agrifood Innovation Championship(世界アグリフード・イノベーション選手権)の上位40に入りました。

この大会には 8か国39チームが出ます。台湾、日本、韓国、フィリピン、タイ、マレーシア、インド、米国です。競う分野はアグリテックとフードテックの2つに分かれます。

展示に加えて、フィリピン・台湾投資フォーラムが設けられ、台湾の輸入業者と投資家に直接売り込む場が用意されています。

農業相の Francisco Tiu Laurel Jr. 氏は「農業スタートアップを台湾やその他の国際市場に連れていくことは、投資、技術、輸出、商業的な提携への扉を開く」と述べています。農業省次官補の Genevieve Velicaria-Guevarra 氏は、フィリピンの農業の技術を投資に、そしてフィリピンの製品を国際市場につなぐことを強調しました。

日本企業にとっての読みどころ

フィリピンのスタートアップは、国内での資金調達の規模が小さく、大きな資金は国外から来ています。そのなかで農業分野は、国内の一次産業の課題から直接立ち上がるという性格を持ちます。

同じ大会に日本のチームも出ています。競合としてではなく、技術の出し手と現場の組み合わせとして見る余地があります。フィリピンは農業の生産性が低い一方で、人口と気候の条件から市場としての規模は大きい国です。今回のような送り出しは、その現場にどんな技術が足りていないのかを示す一覧にもなっています。

SOURCES / 出典

  1. PhilSTARメディア
    Philippines agri-startups want a taste of Taiwan marketphilstar.com
  2. Taiwan Smart Agriweek企業公式一次情報
    Taiwan Smart Agriweek 2026taiwanagriweek.com

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#アグリテック#スタートアップ#台湾#農業省#輸出#フードテック

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