農村銀行Own Bank、GCash元CCOのドン・ニーニョ・サントス氏を社長兼CEOに
KEY POINTS
- ニュースの要点
- カビテ市の農村銀行Own Bankが、ドン・ニーニョ・サントス氏を社長兼CEOに任命した。同氏はGlobe Telecomのグループ最高リスク責任者、GCashの最高コンプライアンス責任者を経て、直前はOwn Bankの最高リスク責任者を務めていた。
- この動きの意味
- 地方の小規模銀行のトップに、フィリピン最大のe-wallet出身者が就く。デジタル化と規制対応を同時に求められる農村銀行の課題が、そのまま人選に表れている。
- 今後の注目点
- Own Bankがどのデジタル機能から着手するか。自前のアプリを持つのか、GCashやMayaなど既存プラットフォームとの提携に動くか。
カビテ市の農村銀行であるOwn Bank(The Rural Bank of Cavite City, Inc.)は、ドン・ニーニョ・サントス氏を新しい社長兼最高経営責任者に任命した。デジタル能力の強化と、金融サービスへのアクセス拡大を狙う人事としている。
GCashの規制対応を担った人物
サントス氏は銀行、フィンテック、通信、リスク管理、規制対応の各分野で27年を超える経験を持つ。今回の就任前はOwn Bankの最高リスク責任者を務めていた。同行に加わる前は、Globe Telecomでグループ最高リスク責任者を、そしてGCashで最高コンプライアンス責任者を務めている。
「この重要な段階でOwn Bankを率いることを光栄に思う。従業員、パートナー、ステークホルダーとともに、信頼され、顧客中心で、責任あるイノベーションに取り組む銀行を築いていく」とサントス氏は述べた。同行のメアリー・チャン取締役会長は「銀行、フィンテック、デジタル変革における豊富な経験に対する取締役会の信頼を反映した人事だ」とコメントしている。
フィリピンには数百の農村銀行があり、地方の預金と小口融資を担ってきた。ただしデジタル化への投資余力は限られ、中央銀行が求める規制対応の水準は年々上がっている。GCashで規制対応の責任者を務めた人物が農村銀行のトップに就くという構図は、この二つの要求が同じ人材像に収れんしつつあることを示している。
SOURCES / 出典
- BusinessWorldメディアOwn Bank appoints new presidentbworldonline.com
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