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Phinma系、パンパンガに7億ペソの断熱パネル工場、冷蔵倉庫向けを国産化

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ニュースの要点
Phinmaの子会社Union Insulated Panel(UIPC)が10月20日、パンパンガ州ポラックで7億ペソ(約17億円)の工場を開きました。冷蔵倉庫や食品工場に使う断熱パネルを、年に最大100万平方メートル生産できます。
この動きの意味
同社によると断熱パネルは市場の4〜5割が輸入品です。燃料高と輸送の遅れで輸入品の不利が出てきたところに、国内で1〜2週間で納める供給元ができます。エルニーニョで食品の保管設備の需要が増えるという読みもあります。
今後の注目点
輸入品からどれだけ受注を取れるか。検討中の太陽光と蓄電池による工場の電源が導入されるか。ルソン経済回廊の物流・食品加工の案件に採用されるか。

建材・教育・住宅・ホテルなどを手がける持株会社Phinmaの子会社、Union Insulated Panel(UIPC) が10月20日、パンパンガ州ポラック(マニラ首都圏の北西、クラーク近く)に断熱パネルの工場を開きました。投資額は 7億ペソ(約17億円)です。

断熱パネルは、冷蔵倉庫や食品加工工場、倉庫の屋根や壁に使う部材です。芯材の発泡樹脂(ポリイソシアヌレート)が熱を通しにくく、冷房や冷凍の負荷を減らします。

項目内容
敷地2.6ヘクタール
工場の大きさ長さ200m・幅24m
生産能力年に最大100万平方メートル
主な用途冷蔵倉庫、食品加工工場、倉庫、農業施設

市場の4〜5割を占める輸入品を置き換える

UIPCのDanielle del Rosario社長兼CEOは、フィリピンの断熱パネル市場の 40〜50%が輸入品 だとみています。これまで輸入品は価格で競争力がありましたが、燃料高と輸送の遅れで国内生産に機会が出てきたと述べています。

同氏によると、輸入では買い手が約60日前に代金を用意する必要があるのに対し、国内の工場なら1〜2週間で納められます。同社は、パネルを使うと消費電力を最大30%、工期を最大50%減らせると見積もっています。工場の電源には、太陽光発電と蓄電池の導入を検討しています。

エルニーニョと経済回廊を需要に見込む

del Rosario氏は、強いエルニーニョ(物価への影響はエルニーニョの記事)で農産物の傷みが増えるなか、冷蔵倉庫などの保管設備がその対策になると話しています。

BusinessWorldによると、同氏は工場がクラーク、タルラック、パンガシナンから数kmの距離にあり、ルソン経済回廊(マニラ周辺とルソン島中部を結ぶ開発計画)の案件に供給しやすいとも述べています。屋根材は長い距離を運ぶと納期がかかるため、近さが利点になるという説明です。

換算の基準は1ペソ2.49円(2026年9月4日時点)です。

SOURCES / 出典

  1. フィリピン・スター(The Philippine Star)メディア
    Phinma unit launches P700 million insulated panel plant in Pampangaphilstar.com
  2. ビジネスワールド(BusinessWorld)メディア
    Food sector urged to tap solar power, insulation amid El Niñobworldonline.com
  3. Punto! Central Luzonメディア
    P700-M insulated panel plant opens in Pampangapunto.com.ph

参考(本文の補足)

  1. PHINMA CorporationPHINMA Corporation 公式サイト

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#Phinma#断熱パネル#冷蔵倉庫#コールドチェーン#パンパンガ#製造業

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