2GO、ミンダナオ発着の貨物が年250万トン 全国93拠点のうち18を同地域に配置
KEY POINTS
- ニュースの要点
- SM傘下の物流大手2GO Groupが、昨年ミンダナオ発着で250万トンの貨物を扱ったと公表した。全国93の物流拠点・倉庫のうち18、旅客36航路のうち18がミンダナオに関わる。
- この動きの意味
- 国内最大級の海運・物流網が、拠点と航路の約2割をミンダナオに割いている。ECや地方消費の受け皿がルソン島以外にも成立していることを、企業側の数字で確認できる。
- 今後の注目点
- この比率が来年以降さらに上がるか。ミンダナオの拠点数・航路数の増減と、3PL各社が同地域に追随するかどうか。
2GO Group(トゥーゴー・グループ)は8月20日、昨年ミンダナオ発着で250万トンの貨物を扱ったと発表した。同社はカガヤン・デ・オロ、オサミス、ブトゥアン、ディポログ、ダバオ、ヘネラル・サントス、サンボアンガの各港に就航している。
93拠点のうち18がミンダナオ
2GOの配送網は全国93の物流拠点・倉庫で構成され、うち18がミンダナオにある。旅客事業の2GO Travelも全国36航路を運航し、うち18がミンダナオと他地域を結ぶ。フォワーディング事業は年間およそ150万個、取引ベースで約15万件を扱う。
同社の最高執行責任者兼最高財務責任者であるウィリアム・チャールズ・ハウエル氏は「接続性とは単に人やモノを動かすことではない。商取引を可能にし、アクセスを広げ、投資を呼び込み、地域社会を強くすることだ」と述べた。同社は、農家を市場に、製造業者を顧客に、輸出企業をゲートウェイにつなぐことが地域の成長要因を束ねると説明している。
2GOはSM Investments Corp.(SMIC)傘下で、SMICが実効ベースで67.2%を保有する。
ミンダナオはフィリピンの人口の約4分の1を占めるが、物流網の議論はルソン島中心になりがちだ。拠点の約2割、航路の半数を同地域に割いているという数字は、EC事業者や製造業が配送先を検討する際の前提が、首都圏偏重から動きつつあることを示す。もっとも、これは1社の自己申告であり、地域全体の物流容量を表すものではない。
SOURCES / 出典
- BusinessWorldメディア2GO says Mindanao cargo volume reached 2.5 million MTbworldonline.com
参考(本文の補足)
- 2GO Group2GO Group 公式サイト(事業内容)
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