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フィリピン、初参加の国際AIオリンピアードで4人全員が入賞。銀1・銅3

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ニュースの要点
カザフスタンのアスタナで開かれた国際AIオリンピアード(IOAI)に、フィリピンが初めて代表団を送り、4人全員がメダルを獲得した。銀1個、銅3個。108の国・地域から集まった466人の高校生と競い、入賞率は100%だった。
この動きの意味
AMROがフィリピンの構造的な課題に「デジタルインフラと労働力のスキル向上に対する投資不足」を挙げた直後の結果である。代表の選抜と10か月の訓練を担ったのは政府ではなく大学で、参加は無償だった。人材の供給が、どこから出てきているかを示す。
今後の注目点
この体制が来年も続くか(今回は企業の支援と大学の設備で成立した)。同種の訓練が全国規模に広がるか。政府の科学技術予算やSTEM奨学金が、こうした取り組みと接続するか。

カザフスタンのアスタナで8月に開かれた国際AIオリンピアード(IOAI) で、フィリピンが初めて送った代表4人の全員がメダルを獲得した。銀1個、銅3個である。

銀を取ったのは、フィリピン科学高校カラバルソン地方校の Theo Lorenzo T. Bustamante さん。銅は、フィリピン科学高校本校の Ellison Matthew S. Ang さん、ブレント国際学校マニラの Juan Mateo J. Desuasido さん、ミンダナオ大学イラン高校の Jhareign S. Solidum さんの3人が獲得した。

4人は 108の国・地域 から集まった 466人 の高校生と競った。フィリピンは初参加で入賞率100%になる。Bustamante さんは総合80位だった。

大会全体では金37個、銀73個、銅110個が授与された。今年で3回目のIOAIは、機械学習、コンピュータービジョン、自然言語処理、マルチモーダル処理を出題する。ユネスコの後援のもと、カザフスタン競技プログラミング連盟が主催した。

訓練したのは政府ではなく大学

この結果を作った体制のほうが、記事としては重要である。

代表団の選抜、訓練、運営を担ったのは IOAI PH という組織で、アテネオ・デ・マニラ大学ジョン・ゴコンウェイ経営大学院に置かれた Ateneo Business Insights Laboratory for Development(BUILD)がホストしている。生徒は実力本位の全国選抜で選ばれ、参加費用はかからなかった

アテネオBUILDは10か月かけて、クラウドの試験環境と試験監督の仕組みを用意し、機械学習の理論、コンピュータービジョン、自然言語処理、音声処理、そしてVRAM(画像処理用メモリ)の制約下での最適化について、専門家によるブートキャンプを実施した。

IOAI PH の Martin Gomez エグゼクティブディレクター兼チームリーダーはこう述べている。「世界デビューで入賞率100%というのは、フィリピンの才能が国際的なAIの最高水準で即座に競えることの証明だ」。そのうえで「初年度から従来の理数系の強豪国を上回ったことは、構造化された訓練、企業の支援、国の後押しがあれば生徒が何を成し遂げられるかの基準になる」と付け加えた。

アテネオBUILDは、2026年に初めて開かれたアジア太平洋AIオリンピアード(APOAI)の主催校でもある。そこではフィリピンの8人チームが金1・銀1・銅2を獲得し、総合6位に入った。

この結果は、AMROがフィリピンの中期的な構造課題に「デジタルインフラと労働力のスキル向上に対する投資不足」を挙げた直後に出た。科学技術省は2027年予算でSTEM教育の予算を求め、奨学生を6万7,504人へ増やす計画を示している。今回の訓練を担ったのは政府ではなく大学と企業だったという点は、その計画を読むときの補助線になる。

SOURCES / 出典

  1. Inquirer Technologyメディア
    Filipino teens win 4 medals in int’l AI Olympiadtechnology.inquirer.net
  2. Journal Onlineメディア
    Philippine Teens Win Int'l AI Olympiad Debutjournal.com.ph

参考(本文の補足)

  1. IOAIInternational Olympiad in Artificial Intelligence
  2. Ateneo de Manila UniversityAteneo de Manila University

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#AI#教育#人材#アテネオ大学#IOAI

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