こんにちは!しゅんP(@i_sh69)です!
皆さんは「ポータブルスキル」をご存じですか?
ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても通用する「持ち運び可能な能力」のことを指すんですね。
この概念は厚生労働省が定義していて、経験豊富なミドル~シニア世代でも転職が当然の世の中となった昨今、注目されている能力なんです。
本日はポータブルスキルを中心に解説していきたいと思います!
それでは始めていきましょう!
ポータブルスキルってなんだ?
ポータブルスキルを理解するにあたり一番参考となるのは、やはり厚生労働省の情報ですよね。
キャリアコンサルタントや、企業の社員教育の担当者向けの研修資料を発見したので、こちらを参考文献としていきましょう!
持ち運び可能な能力とは
ポータブルスキルは業種や職種が変わっても通用する「持ち運び可能な能力」と定義されていますが、具体的はどのような能力なのでしょうか?
わかりやすくするため「製造業の営業職マネージャー」の事例で考えていきましょう!
営業職の仕事内容を考えると、商品があり、それを売り込みたいマーケットが存在しますよね?
売り込みを進めていくにあたり、売るための「課題」を見つけ出し、売上の「計画」を立て、販売の「実行」を進めていくと思います。
この、仕事を進める「流れ」とそのノウハウが「ポータブルスキル」のひとつとなります!
今回の例は製造業の営業職マネージャーなので、製造業特有の「機械的な知識」などは業界の専門知識となり、ポータブルスキルとは異なるスキルとなります。転職で業種を変えてしまうとなかなか活かしにくいスキルですよね。
また、マネジメントの立場となれば、取引先とのやり取りを円滑に進める「社外対応」、また稟議などの調整、提案を行う「社内対応」、そしてもちろん「部下マネジメント」もポータブルスキルです!
そんな「ポータブルスキル」を磨いていく事で、環境が変わっても、早期に出来る限り大きな成果を残すことが出来る。
そして、日本の人材流動性・生産性も高まっていくという、社会的にも良いサイクルが生まれてくるんですね。
ポータブルスキルを早期に身に付けていこう
ポータブルスキルの概要は理解頂けたでしょうか?
活用現場として想定されていたのは主にミドル~シニア世代に向けたものでしたが、若いジュニア、リーダー世代でも、有効な場面はたくさんあると思います。
このスキルは「仕事で成果を上げる力を再現性を持って身に付ける」に集約されますよね。世代は関係ないですね。
転職や、環境の変化は若い世代でも常に起こりえるので、ポータブルスキルを身に付けることを意識しながら業務を遂行していく事で、変化に強いビジネスパーソンになれるのではないのでしょうか。グローバルで活躍していきたい方であれば、必修のスキルだと思います!
まとめ
今回はポータブルスキルの概要を営業マネージャーを例に説明しました!
当然といえば当然なのですが、このスキルを身に付けることが人材としての市場価値に直結していきますよね。僕もこれまで以上にポータブルスキルを意識して仕事をしていきたいと思います!
それではまた!