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オンライン食料品店の「EveGrocer」環境に考慮した廃棄物ゼロの仕組みを作る

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EveGrocer Zero Waste Online Groceryは、ユーザーが選んだ商品を、週や月ごとに定期配送するサブスクリプション型のオンライン食料品プラットフォームです。食料品はもちろん、ボディケア商品や生活必需品まで、幅広い商品の取り扱いをしています。

EveGrocerの特徴は、廃棄物をゼロを目指しており環境への配慮を徹底していることです。また、販売している商品も環境への考慮がなされたものとなっています。

ユーザーは、環境に優しい商品を、再利用可能な容器に入れて購入することができ、次回の定期配達時に容器を返却します。

サービスを利用するために定期購入をすることは必須ではなく、一回の注文で1,000ペソ以上であれば購入することができます。しかし、EveGrocerは、廃棄物ゼロを目指して定期購入を推奨しています。
定期購入のユーザーを増やす為に容器を返却する際に割引をする等のキャンペーンを行い、ユーザーにとってメリットのある形を作り出しています。

生活必需品の消費を環境への負荷が少ないものにし、次世代の生活の質の向上を目指す」というビジョンを掲げるEveGrocer。
その世界観をつくる為に日々改善を行っています。

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QBO Innovation Hubから生まれたEveGrocerは、4人の共同創業者によって2019年に創設されました。

4人のうち2人は、容器・パッケージ製造の経験を持ちます。環境問題に大きな影響を与えているプラスチック廃棄がいかに深刻であるかを理解していない人が、平気でゴミを捨てていることに気づいた彼らは、デザインの専門知識を持つ他の2人の共同創業者と協力することを決め、容器の返却をさせて廃棄を失くすというソリューションにピボットしました。

廃棄物ゼロのアプローチは、コロナウイルスの影響でフェイスシールド、手袋、保護具、持ち帰り用の食品容器などのプラスチック需要が世界的に増加している点を考えると、EveGrocerにとっては追い風になっていると言えます。

フィリピン、ベトナム、インドでは、コロナの最盛期にはリサイクル産業の8割もの企業が稼働していなかったといいます。コロナ期間中の過剰なプラスチック廃棄は、長期的にみてより大きな環境問題の発生と公衆衛生の災難につながる可能性があると、Alliance to End Plastic Wasteの社長兼CEOであるJacob Duer氏は述べています。

2020年3月初旬に厳重なロックダウンが実施され、食料品店がパニック状態になった時、EveGrocerは「必需品セット」を発売しました。このセットには、鶏の足3キロ、米5キロ、パスタ100グラム、1リットルの食用油や食器用洗剤が含まれていました。これらは外出できない家庭に届けられ、彼らはそれ以来、EveGrocerの重要な顧客となっています。

CEOのMa. Leonelle Sandoval氏は「パッケージをより持続可能な素材にしたいと考えています。目標は、拡張性があり使いやすく、持続可能なサプライチェーンを構築することです」と述べています。

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