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フィリピン通信大手のPLDT、2021年は「革新的なソリューション」を生み出す

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PLDT Inc.は、コロナ収束後のライフスタイルも、現状のデジタルを中心とした生活が継続されると予想し、2021年はより多くの「革新的なソリューション」を生み出すことを計画しています。

ニューノーマルにおけるインターネット通信の重要性は、昨日の記事でも紹介しました。

PLDT社のCROであるAlfredo S. Panlilio氏は、「様々な業界において、柔軟な労働条件をサポートする革新的なソリューションを生み出す必要性が高まってきています。通信の分野は、様々な業界に欠かせないものとなっており、最高級のサービスを組み合わせた質の高いデジタルサービスを生み出すことが可能です」と語っています。

Smart Communications IncのCEO・Panlilio氏は、「ワクチンによってようやく対面での交流が可能になったとしても、消費者は電子商取引、オンラインゲーム、eラーニング、バーチャル・エンターテイメント、eスポーツ、eヘルスなどのオンライン上でのライフスタイルを好むだろう」と考えています。

このようなデジタルサービスは、1年以上前の消費者行動と比較するとその「利便性と効率性の高さ」を証明しています。

「パンデミックの収束は、以前のような通常の状態に戻ることを意味するものではありません。行動の変化はすでに起きており、オンラインとオフラインの両方の選択肢は常に存在する状態となり、オンラインソリューションはオフラインよりも重要になるでしょう。在宅勤務とデジタル化によってもたらされた業務効率の向上を目の当たりにし、ハイブリッド型の働き方に向けて準備を進めています。」とPanlilio氏は語っています。

PLDTとSmartは、コスト効率性と顧客中心主義に重点を置いていました。

パンデミックの発生は、PLDTとSmartに、合理化を進めるきっかけを作りました。PLDTとSmartが連携して事業を進める可能性もあります。

PLDTの2020年1月からの9ヶ月間の固定回線ホームブロードバンド収益は、2019年の209.8億ペソから14.06%増の239.3億ペソとなりました。
また、2020年1-9月期のモバイルサービス収入が前年の649.4億ペソから10.54%増の717.9億ペソに達しました。

2020年1-9月期の純利益は前年比から23.1%増の196.8億ペソとなりました。

パンデミックがもらたした世の中の変化のうち、いくつかは今後も続く可能性があります。人々は電子商取引、電子決済などのデジタル空間で行われていることを評価し始めています。これらは今後も継続していくでしょう。これらはデータ需要の活力を維持し、通信事業者の追い風となるでしょう」と経済アナリストのTantiangco氏は述べています。

コロナが多くの事業者に打撃与えている中、コロナが追い風となって成長している通信事業。
2021年は、変化する人々のライフスタイルに合わせた革新が、通信業界から生まれることになるでしょう。

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