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コリビングのCove、約4.7億円を調達しベトナム・フィリピンでの事業拡大へ

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シンガポールに本社を置き、若い社会人や学生をターゲットにした「コリビング(co-living)」サービスを提供するCoveは、シンガポールのKeppel Corporationの不動産部門であるKeppel Landが主導した460万米ドル(約4.7億円)の資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。

このラウンドに参加した他の投資家には、Eurazeo Groupの子会社であるIdinvest Partners、既存の投資家であるAntler、Venturra、Yuj Ventures、Picus Capital、Found Ventures、その他のエンジェル投資家数名が含まれています。

現在シンガポールとインドネシアを中心に事業を展開しているCoveですが、今回調達した資金で、ベトナムやフィリピンなどの東南アジア市場へ事業拡大に動き出します。

Coveは2018年のローンチ以来、シンガポールからインドネシアのジャカルタへと拡大し、わずか2年間で550室の客室を提供しており、順調な成長を遂げています。それに加えて、インドネシアの不動産デベロッパーであるLippo Groupと提携し、インドネシア国内に学生用の共同生活スペースを建設しました。

Keppel Landが既に進出している東南アジア市場ですが、Coveは、私たちができない部分を補完するような拡大戦略を持っています。ユニークで活気に満ちたコミュニティ体験と、クリエイティブな共同生活空間を求める成長意識が高いターゲットに対して、管理の行き届いた質の高い住宅を提供することでスケールアップしていく中で、Keppelの経験と幅広いネットワークを活用することができるでしょう」と、Keppel LandのCEOであるTan Swee Yiow氏は述べています。

2018年に設立されたCoveは、部屋やスタジオを借りたい人にワンストップソリューションを提供しています。物件には、WiFi、ハウスキーピング、家具が完備されており、生活する上で欠かせない要素が全てセットになった価格で提供されています。契約条件や滞在期間などは柔軟に対応しており、仲介手数料も取られません。

また、入居者は定期的に開催されるイベントや特典などで、活気あるコミュニティへのアクセスが可能なため、入居した瞬間から家族の一員であるかのような感覚になる設計になっています。

現在シンガポールには、Hmlet、The Ascott Ltd、Login Apartment、CP Residences、SOHO、Easycity、Commontownと、Coveを入れて8つのコリビングサービスを提供する会社があります。

厳しい競争にもかかわらず、Coveの共同設立者は「法外な価格の高騰とより柔軟なライフスタイルへの需要」により、物件を購入する人が減ると考えているため、共同生活スペースに大きな可能性を見出し続けています。今後人々は、よりシンプルでかつ居心地のいいライフスタイルを求めることになりそうです。

昨年2019年、CoveはVenturra、Yuj Ventures、Investigate、Picus Capitalが共同で実施したシードラウンドで200万米ドル(約2.1億円)を調達し、そこにはAetius Capital、Found Venture、一部の無名のエンジェル投資家も参加しました。

【参考】
https://e27.co

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