コロナウィルスの影響で自宅で過ごすことが多くなった昨今、宅配便はこれまで以上に必要不可欠なものとなっています。
食料品や生活必需品などの基本的なもの、人々の生活の一部となっている身の回りものや最先端の製品まで、あらゆる物を自宅に届けてくれる宅配便のサービスは、これまで以上に重要なものとなっています。
これらのサービスは、複数の荷物の発送を必要とするオンライン販売に従事する人々や企業のために特に有用でした。
大規模なeコマース事業を持つ会社は通常、宅配便業者と大量の品物を発送することで割引を得ることができる取り決めを交わしています。
個人においても法人においても、生活やビジネスの為に必須となっている宅配便サービス。
今回はフィリピンで大活躍している宅配便サービスを7つ紹介していきます!
Transportify
オンライン小売需要は2021年に25%上昇すると予測されている中で、Transportifyは、国内で最高の宅配便サービスの一つとしての地位を確立しています。
オンラインでの宅配注文、決済、および返品が含まれてたサービスになっており、ユーザーが通常多めにみてしまうようなレベルの小さな傷があったとしても、返品をすることが可能となっています。
他のオンラインサービスと同様に、顧客はモバイルアプリを介して集荷先と配送地を入力し、バンやトラックなどから必要な車両を選択することができます。さらに、2週間後までの配達を事前にスケジュールすることができ、1回の取引で最大15の配送地を選択することができます。
Grab Express
中流階級が選ぶ物流ソリューションとして台頭してきたGrab Expressは、受け入れたすべての荷物を安全に届けることを保証しており、ドライバーには集中的なトレーニングを受けさせています。
使い方は、Grabアプリをダウンロードしてドライバーを予約し、リアルタイムで荷物を追跡するだけです。Grab Expressは配達のスピードを最大限に高めている為、他のサービスと比較して料金が高くなります。現在、利用できる地域はマニラ首都圏とその郊外の一部に限定されています。
Lalamove
Lalamoveは、書類や個人的なものから、かさばる家具、さらには商用品まで、さまざまな商品を配達することができます。バイクの配達に限定されているGrab Expressとは異なり、Lalamoveはバンなどの大型者での配達もサービスのリストに含まれています。
また、配送の記録もすべて記録されており、ユーザーは簡単に配達のデータにアクセスすることが可能となっています。
Mr.Speedy
宅配便業界の新規参入企業であるであるMr.Speedyのホームページには、「即日配達のスタンダード」と堂々と書かれています。彼らはまた、Pabiliサービスと代引き配送オプションを提供しています。
価格はシンプルで、基本料金は60ペソから始まり、それ以降は1キロごとに6ペソ加算されます。ユーザーは、バイクや車での配送を選択することができます。
Angkas
Angkasは、主にフードデリバリーを行っており、2020年5月時点では一部のレストランに限定されています。
注文を行うには、レストラン(Angkasのウェブサイトに掲載されている提携先リスト)に連絡し、連絡先を伝えます。
レストランが料理を用意し、Angkasのドライバーがお客様にお届けします。お支払いは、キャッシュレス/モバイルウォレット、または代金引換のオプションから選択することができます。
Fastrack
過去7年間、Fastrackは、個人とビジネスのニーズのためのコスト効率の良い物流ソリューションとして提供してきました。利用が非常に簡単なのが特徴となっています。
ユーザー登録して、集荷先と配送地、日時を指定し、ドライバーの到着を待つだけというシンプルなステップとなっています。
Entrego
中小企業(SME)に最適なEntregoは、マニラ首都圏とカビテ島内の企業向けのデジタル物流プラットフォームです。配達の予約をするだけで、荷物は翌日に集荷されます。
また、企業に合わせてカスタマイズしたソリューションを提案し、長期的なパートナーシップも結んでいる部分も特徴的です。企業が業務を最適化することを可能にしています。