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Tinderの共同創業者がフィリピンのクラウドキッチンスタートアップMadEatに投資

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マニラを拠点とするクラウドキッチンスタートアップであるMadEatsは、フィリピンのスタートアップシーンで最も成功しているPaymongoの共同創設者であるLuis SiaとTinderの共同創設者であるJustin Mateenから未公開の金額のプレシード投資を受けました。

これは、2019年9月のPayMongoへの投資、2020年7月のAvion Schoolへの投資に続く、Mateen氏のフィリピンでの3度目の投資となります。

クラウドキッチンとは、飲食スペースを持たず、持ち帰りでの商品提供も行わないデリバリー専業のビジネスモデルを指します。MadEatsは、デリバリーのために特別に設計されたブランドを作るオンラインレストラン領域でのスタートアップです。

MadEatsが立ち上げた最初のブランドは韓国風フライド「Yang Gang」で、2020年末までにさらに2つのブランドを立ち上げる予定です。現時点で「LUCKY CHOW」という中華系の料理のブランドの立ち上げを開始しており、近日中にオープンを控えています。

プレシードで調達した資金は、運営とマーケティングに投下します。2020年末までにいくつかのインターネットフードブランドを立ち上げたい」とMadEatsのCEO・Mikee Villareal氏は言います。

MadEatは、コロナ禍で、Villareal(CEO)、Andie Cruz(CMO)、Keisha Lao(CPO)の3人の女性によって設立されました。3人とも食品・飲料業界でのキャリアを歩んだ後、MadEatの立ち上げました。

「コロナの混乱の中で、デリバリーでの売上を立てようと奮闘している実店舗のレストランを多く目の当たりにしました。同時に、オンデマンドのフードデリバリーに対する需要を感じました。特に廃業や休業をしている店舗のスペースに関して大きな可能性を感じました」とVillareal氏は述べています。

3人はこのチャンスを嗅ぎつけ、オンライン限定のフードブランドを作ることについて話し合いました。
考え抜かれたユーザー体験を通じて、顧客が何度もリピートできるようなデリバリー用に設計されたブランドを作り上げたいという想いから、注文プラットフォームやパッケージ、食品に至るまで、すべてが顧客のことを考えてられたサービス設計をしています。

オンデマンドのフードデリバリーの台頭と、自宅で食事をする習慣の増加により、F&B(食品・飲料)の未来はオンラインであり、デリバリーはその未来の大事な要素になる信じています」とVillarealは述べています。

クラウドキッチンを利用することで、食品ブランドをより早く立ち上げることが可能になり、創業者にとってはより早くスケールアップする機会になると考えています。

第一号ブランドとしてYang Gangを展開しており、痛々しいほど中毒性のある韓国のフライドチキンブランドだと自負しています。2020年11月に立ち上げたYang Gangは、韓国のストリートフード体験を顧客に提供することを目指しています。

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フィリピンにはCloudEatsやGrabKitchenのようなクラウドキッチン系のサービスがありますが、MadEatは商品と顧客が直接繋がるサービスであり、他のプラットフォームを介さないという点で差別化を図っています。

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データスプリング社の調査によると、東南アジアのオンデマンドフードデリバリー市場は2025年までに40億米ドルから80億米ドルへと4倍の成長が見込まれています。コロナによるロックダウンの間、オンラインフードデリバリーの新規ユーザーが急増しました。

「フィリピンのインターネット全体の経済規模は75億米ドルで、世界でも最も急速にインターネット経済が成長している国の一つです。また、約1億人の国民のうち7300万人のアクティブなソーシャルメディアユーザーがおり、近隣諸国よりも、フィリピン人は平均して1日1時間程長い時間ソーシャルメディアを利用しています」と彼女は語っています。

「しかし、同時に課題も多く抱えています。今後多くの同業態のデリバリーサービスが増え、ブランドが増えるにつれ、市場は飽和状態になる可能性があります。また、ビジネスの性質上、デリバリーが多いため、運営上考慮しなければならないことが非常に多くあります。交通量、天候、インターネットアクセスなども考慮しなければなりません」と付け加えました。

「これらのことは、MadEatが提供するサービスの障壁になることは確かです。しかし、私たちは状況をしっかり見極め、ユーザー体験を向上させるポイントを探っています」と彼女は締めくくりました。

【参考】
e27.co

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