フィリピンのローカルマーケットで売られている生鮮食品、加工食品をオンラインで注文できる「PalengkeLink」がリリースされました。
ユーザーは、PalengkeLinkの出店者や地域のパートナーとして認定された市場の加盟店に、このプラットフォームを通して注文をすると、その日のうちにライダーから商品を自宅で受け取ることができます。
3月1日に開始されたこのアプリによって、ユーザーは、自宅で手頃な料金でローカルマーケットの商品を手に入れることができます。アプリの手数料は、キャッシュレス取引で8%、現金取引で15%となっています。また、10%の配送料が別途設けられています。
PalengkeLinkのMark Ryan T. Penafiel氏は、「私たちの目標は、商品を販売するために利用可能なプラットフォームを持っていないローカルマーケットの商人や、自宅を拠点に商品を作っている人々に、新しい販売機会を提供することです」と語っています。
PalengkeLinkチームは、地元のマーケットを訪問し、販売者にプラットフォームの使用方法を直接教えました。彼らはすぐに競う様に自分の商品を撮影し、製品の説明を書き始めました。確実にニーズのあるサービスであるといえます。
現在アプリ上には150以上の販売者がいます。5つ星評価システムは、低い評価(3つ星未満)の加盟店を除外するような仕組みになっています。このプラットフォームには15社の配達パートナーがおり、他にも100社以上が申請の承認を待っています。
同社によると、登録されているすべてのライダーが十分な予約数を確保するために、過剰雇用はしていないといいます。
ユーザーは現金、デビットカード、クレジットカード、またはGCashで支払うことができます。複数店舗で購入したとしても、同時購入した場合はかかる手数料が変わることはありません。
PalengkiLinkは、多くのマーケットとの提携により、現在ケソン市、マリキナ市、マニラ市にサービスを提供しています。
また、ダバオ、セブ、タルラックなどの、PalengkiLinkに興味を持っている地域にも導入を検討中です。
PalengkeLinkは現在、Android端末のみでダウンロードが可能となっています。