パンデミックの中、新規に登録されたビジネスは50万件以上。フィリピンの回復力を示す
フィリピン貿易産業省(DTI)によると、2020年3月から2021年1月までに新規に登録されたビジネスは50万件を超え、インターネットやオンラインでの小売販売が87,223件、サリサリストアでの小売販売が68,241件となりました。
「COVID-19パンデミックを原因として何十万人ものフィリピン人が仕事を失いましたが、この50万件という数字は、フィリピン人の回復力を示しています」とDTIは語っています。
Andro Bernardさんは、検眼医の助手として働いていましたが、コロナの影響により失業。 失業後は、香水からパンや衛生用品まで、さまざまな種類のものを知恵を絞って売っていました。
彼の妻はパンデミックが発生した時、出産を控えていました。 「すごく大変な状況でしたが、生活をするために様々なものをがむしゃらに売りました」と語ります。
数ヶ月かけて取引のノウハウを学んだ後、果物、野菜、魚介、惣菜を中心としたオンラインストアを始めることができました。絶望的な状態から向け出し、検眼医の助手だった彼はオンラインを駆使して食品を売るビジネスのオーナーとなったのです。
新規登録事業者の内、35,908人が移動式のフードデリバリーサービスで、19,156人がアパレル小売業、19,534人が食品の小売販売業でした。
Bounce Back PHの創設者であるJason Dela Rosa氏は、20年以上の経営者経験があります。彼は新しいビジネスオーナーを育成するグループを立ち上げることを決意しました。2020年3月に数百人からスタートしたグループは、今では合計100万人近くになり、フィリピン各地でコミュニティが形成されています。

ビジネスの専門家によるトレーニングやウェビナーを実施、新規のビジネスアイディアを出したりメンタリングをしたりと、様々な観点からの支援をしています。
「Bounce Back PHは、すべてのフィリピン人の希望になりたいと思っていました。中小企業、スモールビジネスを支援するためにあらゆる業界の専門家を集めて支援をしていきたい」とRosa氏は述べています。
国の経済の90%以上が中小企業に依存しているため、中小企業はフィリピンにとって非常に重要な要素であり、国が立ち直るためにはこの層をさらに盛り上げていくことが必要となります。
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