スウェーデンの家具メーカーの「IKEA」の東南アジア開発マネージャーのGeorg Platzer氏は、ビーズや竹製品などのフィリピン製のアイテムはIKEAの店舗で販売できる「可能性」があると語りました。
Platzer氏は、フィリピン人はビーズ系の製品を作る才能があり、IKEAとの相性が良いと述べました。また、フィリピン製の台所用竹製品にも注目しています。
「いつの日か世界中のIKEAで、スウェーデンの人々がデザインし、才能のあるフィリピンの職人が生産した商品を販売することを願っています」とPlatzer氏は語りました。
「私たちは何年も前からこの議論をしてきましたが、私はこの計画を実行に移すために最大限の努力を続けています。私はフィリピンという国を愛しているし、この国で何が起こっているかを見てきています。いつか実現すると非常に前向きに考えています」と付け加えた。
IKEAは以前、縫製パートナーにフィリピン企業のRags2Riches(R2R)を起用したことを発表しました。
R2Rはフィリピンの職人がIKEA製品を生産するために、フィリピンの店舗に生産体制を整えました。
パサイ市のEmi Calixto Rubiano市長は、IKEAの職員が表敬訪問した際に、500人ほどのフィリピ人の地元住民を雇用することを約束されたと述べました。
IKEAは、Mall of Asiaの複合施設に、6万5000平方メートル、つまりバスケットボールコート150面分の広さを持つ世界最大の店舗を建設する予定です。この世界最大のIKEAは、2021年の後半にオープンを目指しています。