Coca-Cola Beverages Philippines, Inc. (CCBPI) は、製造工場をアップグレードするために、2021年にフィリピンに6,300万ドル(約30億6,000ペソ)の設備投資をすると発表しました。
「6,300万ドルのフィリピンへの投資は、主にコカコーラの製造能力増強の継続、特に今回のルソンでの投資に当てられます。昨年は、成長の可能性を秘めているミンダナオ島に多額の投資を行いました。また、2021年に向けて、主にラグナ州スタ・ロサ工場の生産能力増強に投資する予定です」と、コカコーラフィリピンのCEOであるGareth McGeown氏が語りました。
McGeown氏は、コカコーラフィリピンの製造、設備のアップグレード、ロジスティックスなどの生産能力増強のための投資を継続するとの意思を示していることから、今回の投資は「未来に向けた最初の一歩」であると付け加えました。
コカコーラは先月、マニラとマラボンに新たな流通拠点を開設し、Davao del Sur工場に先進的なガラス瓶製造ラインを設置しました。
Davao del Surの工場以外にも、ミサミス・オリエンタルとザンボアンガにあるコカコーラの施設の稼働が、ミンダナオ地域の生産能力が30%増加させました。
コカコーラフィリピンは、2021年の第4四半期までに、Indorama Venturesとの合弁によるペットボトルのリサイクル施設「PETValue Philippines」の運営を開始する予定です。
このリサイクル施設では、年間45,000トンのペットボトルを処理することができます。
「私たちコカ・コーラは、従業員がすべての活動の中心にあることから、従業員の雇用の安定と総合的な幸福を確保することを中心としたピープル・ファーストの理念を引き続き支持しています。コロナ禍の状況で、1万人以上の従業員を一人も解雇しなかったことは、私たちにとって最大の勝利だと考えています」とMcGeown氏は述べています。