フィリピンのフィンテック企業AyannahがインドのECAPSと合併。シリーズBで約30億円調達を計画
フィリピンを拠点とするデジタル金融サービスを運営する「Ayannah」と、インドを拠点とする決済会社Electronic Cash and Payment Solutions (ECAPS)の合弁会社として、**Ayannah Global (AG)**が設立されました。
フィリピンのAyannahのサービス紹介動画はこちらです。後日Ayannahの詳細についてもまとめて記事を公開したいと思います。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=142&v=CFYxy_tHN1Y&feature=emb_logo
Ayannah Global (AG)と名付けられた新合弁会社は、シンガポールに本社を置き、拡大を続ける南アジア/東南アジアの中流階級に向けて「手頃な価格でアクセス可能なデジタル金融サービス」を提供することを目標に置いています。
AGは、Miguel Perez氏とPraveen Suri氏が共同CEOの体制となっています。
さらにAGは、銀行業界で強い存在感を出しているRay Ferguson氏を取締役会長に招き入れました。Ferguson氏は、スタンダードチャータード銀行の台湾、インドネシア、アラブ首長国連邦、アメリカ、シンガポールでCEOを務め、5大陸で30年以上の経験を積んできた大物です。
そんな強力な人物で構成されたAGはインド、インドネシア、フィリピン、そしてベトナムなどの市場への拡大計画を立てている為、シンガポールに本拠点を構えることにしました。
合併後は、主にフィリピンとインドを中心に、1,000万人を超える顧客にリーチできると予想されています。
また、現在のプロダクトを拡張させ、BtoBにおけるデジタル金融サービスのプロバイダーになることも視野に入れています。
AGは、フィリピンで中流階級の顧客や中小企業と銀行、金融機関、保険会社をつなぐデジタルマーケットプレイス「Kaya」を立ち上げ、2020年後半にはインド、インドネシア、ベトナムでもサービスを開始する予定です。
まもなくシリーズBの資金調達ラウンドを開始する予定で、目標額は30億円~50億円程となっています。これまでに、Wavemaker Partners、Golden Gate Ventures、500 Startupsのほか、アジア各地にある企業から資金を調達してきました。
コロナの影響もあり、デジタルサービスへの対応が求められてる銀行をはじめとした貸金業者、保険業者からの需要が高まっている為、このタイミングでの資金調達は自然な流れと言えるかもしれません。
2010年に設立されたAyannahは、中流階級に金融サービスを提供するAI技術を駆使したプラットフォームで、インド、フィリピン、インドネシア、ベトナムに顧客を持ち、国を超えて大きな存在感を示しています。AyannahのAI技術は、決済、送金、保険、遠隔医療に至るまで、様々な金融やライフスタイル系のサービスを開発する際の大きな武器となっています。
ベンガルールを拠点とするECAPSは2013年以来、インド国内の移民や銀行口座を持たない人々のニーズに対応してきました。同社は、インドの中産階級のユーザーに向けて、国内送金、公共料金の支払い、チャージ、旅行券の発券などのサービスを提供しています。
今後のAyannah Global (AG)のさらなる躍進に期待です!
【参考】 ・Filipino fintech firm Ayannah merges with India's ECAPS; plans to raise US$30M in Series B ・Fintech startups Ayannah, ECAPS merge; Singapore-based entity raising up to US$50m
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