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フィリピンで注目のAgritech(アグリテック)スタートアップ6社

フィリピンで注目のAgritech(アグリテック)スタートアップ6社

フィリピンのAgritech(アグリテック)が盛り上がっています。 IoTからクラウドファンディングのプラットフォームまで、農業にイノベーションを起こそうと意気込む様々なスタートアップが、フィリピン市場で挑戦しています。 アグリテックは、農業(Agriculture)とテクノロジー(Technology)をかけあわせた造語です。人手不足やサプライチェーンの不透明さなど、従来の農業における課題を、ドローンやビックデータ、IoT、ブロックチェーンなどの最新テクノロジーで解決します。日本では、農林水産省が推し進める**「スマート農業」**がアグリテックと同じ位置づけとなります。 ご存知の通り、農業はフィリピン経済において重要な役割を果たしています。FAO(Food and Agriculture Organization of the United Nations)によると、フィリピン人労働者の約40%が農業に従事しており、国内総生産(GDP)の約20%に貢献しています。

しかし、同時に過去20年間程の調査の結果、農業分野における生産性の低下や生産コストの高さなど、いくつかの課題を抱えていることも顕著となっています。

シンガポールやインドネシアと同じように、フィリピンのスタートアップもこの分野でのイノベーションを起こす方法を模索しています。彼らが提供するサービスは**、農家の収穫資金を支援するクラウドファンディングプラットフォームから、収穫量の向上に直接役立つIoTプラットフォームの構築まで**多岐に渡ります。

今回はフィリピンで注目のアグリテックスタートアップを6社紹介します!それでは行ってみましょう!

CloudFarm Innovations

CloudFarm Innovations,Inc.は、IoTとビッグデータ分析を活用した、持続可能な農場ソリューションを提供するアグリテックスタートアップです。 農家が作物の収穫量を最大化し、食料の安全性を向上させることを目標としています。

最初にリリースしたプロダクトは、作物の熱ストレスから農作物を守るIoT農業技術****「Heat Stress Analyzer」****です。このプロダクトには収穫量を向上させるためのあらゆるデータ分析サービスも付随しています。 フィリピンは暑いですから、こういった熱を管理、監視するプロダクトは需要がありそうです。

Cropital

Cropital

Cropitalは、農家の資金調達を支援することを目的としたクラウドファンディングプラットフォームです。 創業者でCTOのRachel De Villa氏は、**「Forbes 30 Under 30 Asia 2016」**の金融・ベンチャーキャピタル部門で特集されました。

個人的にとっても好きな社会問題解決系のサービスで、農業で生計を立てている人たちの生活に変化をもたらすプラットフォームだと思います。働いているメンバーも強者揃いの印象で、イケてます。

サイト内で語られているフィリピンの農業の現実はかなり深刻そうです。農家は資金を集め、新しい挑戦や規模の拡大をすることが重要になります。

フィリピン農家の現状

・平均月間収入:2000peso(約4200円) ・平均年齢:57歳 ・貧困者:3人に1人

cropital.com

DELTHA

deltha 2018年に設立されたDELTHA(Decentralized Ecosystem for Long-term Transformation via Human Action)は、ブロックチェーン技術、特にEthereumを活用した持続可能な農業イノベーションを支援するソーシャル・スタートアップです。

DELTHAコミュニティでは、スタートアップと主要なパートナーから、アントレプレナーシップについてのトレーニングを受けることができ、自立への第一歩となっています。 田舎の農村部エリアに特化してサービスを提供しています。

また、DELTHAは農業に関わらず、教育、医療、財務、ガバナンス等も含めて一貫したサービスを提供しています。 **「持続的なコミュニティを作ることにフォーカスしたソーシャルビジネスに取り組むスタートアップ」**という言葉がしっくりきますね。

合計2,000USドルを調達済み。

deltha.xyz

e-Magsasaka

E-magsasaka

**「Magsasaka」はタガログ語で「農民」**という意味です。 e-Magsasakaは、農家の収穫量を週単位で予測し、摘み取り前の商品を販売することで、生鮮青果物のサプライチェーンの短縮を目指すアグリトレーディング企業です。

また、買い手と売り手(農家)が直接プラットフォーム上で繋がることができ、利益を最大化できることも特徴の一つとなっています。

FarmOn

FarmOn

Cropitalと同様に、FarmOn.phは、ユーザーが農家の経済的なニーズを支援すると同時に、貢献した分の報酬を得ることができるクラウドファンディングプラットフォームです。

プロダクトはマニラに拠点を置くWeb制作会社Sproadsによって開発されました。 FarmOn.phは、IsabelaとQuirino地区で、地元農家とパートナーが管理する96ヘクタールの農地を所有しています。

farmon.ph

Tagani Farms

tagani

Tagani Farmsは、土地所有者が手間をかけずにゼロから農業を開始することを可能にする農場フランチャイズプラットフォームです。

培ってきた知識/経験とテクノロジーを掛け合わせて、農業を成功に導いています。 2018年8月に設立され、シンガポールで開催された**「Echelon Asia Summit 2019」ではTOP100に選出**されました。

合計25,000USドル調達済み。

tagani.ph

まとめ

今回はフィリピンで注目を集めるアグリテック企業6社を紹介しました。 大型の資金調達をしている企業はありませんが、ビジネスモデル、創業者の想いやビジョンが素晴らしく、まとめていてとても楽しかったです。

今後はフィリピンのアグリテックの領域にも投資が集まり、農業に関わるより多くの人たちの生活が豊かになると信じています。

農業×テックにも注目です!

今回は以上です。ありがとうございました!

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