どうも、しゅんP(@i_sh69)です!
日頃フィリピンについて調査している僕ですが、ついにフィリピンの国技といわれる「アーニス(Arnis)」にたどり着きました。
フィリピンでは、バスケットボールが超絶人気のスポーツなのですが、国技はまた別にあるんですね。
アーニス…全く聞いたことない言葉ですよね?ガセですかね?
今回はその「アーニス」が国技である真偽、その詳細を調べていきたいと思います!それでは始めていきましょう!
フィリピンの国技「アーニス」とは
日本では馴染みのないものですが、アーニスとはどんなスポーツなのでしょうか?
そして本当にフィリピンの国技なのでしょうか?疑わしいですね!早速踏み込んでいきます!
アーニスは正真正銘の国技だった!
結論からお伝えすると、アーニスはフィリピンの国技で間違いありませんでした。
まったく聞いた事が無かったのですが、2011年に正式にフィリピンの国技と宣言されているそうです。驚きました。
そして、アーニスはいくつかの名称があり「エスクリマ」「カリ」とも呼ばれることもあるみたいです。
基本的には同じものを指すのですが、スペイン統治時代のなごりであったり、様々な言葉で表現されています。
アーニスは伝統の武術だった!
それでは、アーニスそのものをより深く知っていきたいと思います。
「アーニス」「エスクリマ」で画像検索をすると、なにやら棒や、ナイフ等の武器をもって人間が対峙している写真が出てきます。
そう、アーニスは武術なんですね。それも、古来からフィリピンに伝わる伝統の武術であるようです。
元々はフィリピン諸島の部族に様々な武術が存在していたようですが、スペイン統治等を経て、徐々に現在の形に変わっていったようです。
統治の影響からヨーロッパで盛んなフェンシングの要素も含まれているんですね。棒を使うのも納得です。
アーニスの特徴や戦闘力
その後、アーニスはフィリピン人が海外へ進出していくと共に世界中で学ばれ、愛好される武術となりました。
世界でもその「実戦的」な側面が高く評価されており、軍隊における武術訓練として採用されることも多いようです。
その特徴としては棒や、ナイフ、剣など様々な武器を駆使することが出来る汎用性の高さや、攻撃だけではなく、防衛にも秀でた武術である事があげられます。これらの特徴から、護身術として習得する人も多いみたいです。
あの有名人も習得した武術だった!
有名なアーニス習得者としては俳優としても有名な「ブルース・リー」も名を連ねます。
ブルース・リーは武術「ジークンドー」を創始したことでも有名ですが、ジークンドーは護身術としても大変優れた武術です。
武術としてはアーニスとジークンドーは互いに影響されない独立したものですが、実戦を想定した側面、そのことから護身術として有効な面は共通していますよね。
まとめ
古来の民族的武術と、統治時代の文化的影響を汲みながら、より実戦的に発展してきたアーニスの歴史は、まさにフィリピンらしい武術といえるのではないでしょうか。
フィリピンの国技、そして文化の象徴としても更に世界中に広がっていくと良いですよね。
今回の調査は以上となります!ありがとうございました!