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フィリピンの海外雇用戦略とは?海外雇用を推進する機関「POEA」について調べてみた

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どうも!しゅんP(@i_sh69)です。

これまで、日本における、フィリピンを含む海外からの労働者の状況に関する内容を記事にしてきました。

その中でフィリピンの海外雇用戦略について言及している情報がいくつかあり、今回はより深く、海外雇用戦略そのものを調べていこうと思います!

それでは始めていきましょう!

フィリピンの海外雇用戦略

フィリピンでは、国家戦略として海外での就業を数十年も推進してきました。
その規模は年々拡大を続け、現在はGDPの1割を海外就業者が支えているほどです。

日本のフィリピン人労働者の歴史・現在の姿はこちらの記事で詳しく解説しています!

今回は、これまでのフィリピン政府の取り組みを調べていきます。

政策については、こちらのレポート(送り出し国フィリピンの戦略)を参考にしています。

海外雇用戦略の歴史

フィリピンの海外雇用戦略の歴史は古く、1970年代に外貨獲得や国内の失業問題の対策として始まりました。

当時は一時的な政策として定められていましたが、政府の想定以上に、海外労働者は年々増加し、そのまま現在まで至っています。

海外労働者の増える過程で制度面もアップデートされており、1982年に海外労働者の登録や、民間の斡旋業者の認可を統括するフィリピン海外雇用庁(POEA)が誕生しています。

また、海外労働者とその家族への福利厚生を提供する組織として海外労働者福祉庁も誕生し、更なる制度の充実が図られています。

海外へ出ていく大きな潮流を政府が支援していったんですね。

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POEA…海外雇用庁とは?

海外雇用戦略を調べていく中でPOEA(海外雇用庁)の存在が大きいことがわかってきました。

POEAについてはこちらのレポート(JETRO 世界最大の労働力輸出国フィリピンの現状と課題前編)を参考にしていきます。

フィリピンにおける労働と雇用の政策を作っているのが「労働雇用省」となり、その傘下にPOEAが入っています。

POEAは海外労働者に関する諸業務、関連業者の認可など海外労働に関する幅広い活動を行います。

直近の大きな役割としては、2019年に日本で施行された在留資格「特定技能」について、フィリピン側の窓口となっています。

日本との懸け橋としても機能しているんですね!

特定技能については、こちらの記事で詳しくまとめています!

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外国人労働者のための制度「特定技能」とは?その可能性を考えます!

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POEAはそのほか、海外に就業する前のセミナーであったり、海外の雇用状況の提供など、手厚い支援を行っているようです。

更に驚いたのは、海外の雇用主が、フィリピン人労働者に対して違法行為などを行った際の支援も行っているとのことです。

万が一の事態にも母国が対応してくれるのは心強いですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、フィリピンの海外雇用戦略についてより詳しく調査しました!

海外雇用専任の期間「POEA」が大きな役割を担いながら推進していることがわかりました。

派遣前から出国後まで母国が支援してくれるのは心強いですよね、世界中に出ていったフィリピン人の結束力のようなものを感じました。

今回は以上です!
ありがとうございました。

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