吉野家ホールディングスは、フィリピンの外食最大手・Jollibee Foods Corporationと合弁会社を設立すると発表しました。
吉野家は現在、マニラ首都圏に3店舗を構えおり、今後10年間でフィリピン国内で50店舗への拡大を目指しています。
吉野家の経営戦略の一つである「海外事業の成長拡大」の一環として、フィリピンにおける「吉野家」ブランドを拡大することを目的として、今回の合弁契約に至りました。
吉野家はフィリピンを市場ポテンシャルが高い出店地域と位置づけており、1992年より「吉野家」ブランドをフランチャイズにて展開してきました。
Jollibeeは、バーガーキングなども含めたさまざまな飲食店を運営しており、国内に3200店舗、海外にも2500店舗を構えています。「特に牛丼は宅配に適しており、コロナ禍で宅配ニーズが高まる中、売り上げ増加が大いに期待できます」とコメントしました。
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新会社であるJOLLIBEE YOSHINOYA INC.は2021年5月を目処に設立されます。資本金は1億3000万ペソ(約2億9000万円)で、ジョリビーと吉野家HDの現地法人が折半出資します。
社名 :JOLLIBEE YOSHINOYA INC.
設立 :2021年5月(予定)
所在地 :マニラ首都圏パシグ市
株主(持分):JFC(50%)、YIPI(50%)
資本金 :1億3千万ペソ