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フィリピン人の生活に欠かせないインフラ企業!最大の通信会社「PLDT」について調べてみた

2021年2月22日

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どうも、しゅんP(@i_sh69)です!

フィリピンの企業調査シリーズです!

今回はフィリピン最大の通信会社、PLDTについて調べていきたいと思います!
PLDTはフィリピンの携帯キャリアシェアNo.1「Smart Communications」のグループ本体とのことで、日常生活に欠かせないインフラ企業となっています。

長い歴史を経て、現在は通信事業を中心として大規模な事業を展開しているとのことで、より詳しく調べてみたくなりますね!それでは始めていきましょう!

PLDTの歴史

今回は、PLDTの公式サイトを参考に調べていきたいと思います!
まずは会社設立の歴史(タイムライン)から!

PLDT:COMPANY TIMELINE
http://pldt.com/about-us/company-timeline

設立から現在まで

PLDT inc.(以下:PLDT)は現在から90年近く前の1928年に「PhilippineLong Distance Telephone Company」として設立されました。

設立当初は、台風等でフィリピン全土・全島の通信(電話)が断絶されていたりとフィリピンの電話網は様々な問題を抱えていました。

PLDTは設立からわずか1年でマニラとバギオ間の長距離電話を確立しました。この回線はフィリピンでも初の長距離電話だったそうです。
その4年後、1933年には初の海外との電話サービスも展開を始めました。

しかし、1940年代には、第二次世界大戦の影響から、通信設備が壊滅的な影響を受けてしまいます。

施設の稼働状況は一時10%まで低下してしまったそうです。多難の時代があったんですね。

その後、1968年にはフィリピン人による経営体制が構築され、現在に繋がる興隆の基礎が築かれました。

国内外への電話ネットワークは拡大を続け1982年までに、フィリピン内では9つの主要都市、海外では世界22か国、海外の電話の数では4億台もの接続先を提供するまでとなりました。

そしていよいよ大きなイノベーションとなった携帯電話ネットワークの提供を1987年、フィリピン国内の事業者では一番手として開始します。

時代の変革を捉えた同社はM&A、アライアンスを加速させ、日本企業であるNTTコミュニケーションズとの戦略的パートナーシップの締結、また、現在の事業の大きな柱となっている携帯キャリア「Smart Communications」の買収を行いました。

その後の携帯電話、インターネット接続事業、ICT事業への投資は全て大きな成功を収め、今日のPLDTへと繋がっているようです。

PLDTの事業内容

pldt

前項では、歴史について知る事ができましたね。
続いては現在の事業内容について詳しく調べていきましょう!

こちらはPLDT公式サイトの事業内容のページを参考にしていきたいと思います!

■PLDT:PLDT'S BUSINESS
http://pldt.com/about-us/pldt's-business

WIRELESS:無線通信事業

現在、PLDTの事業の最も大きな柱である無線通信事業です。フィリピンでもNo.1シェアの携帯キャリアですね。
こちらは、グループ会社であるSmart Communicationsが展開する事業です。

日本の携帯キャリアとサービス展開は近く、月額決済もしくはプリペイド利用で携帯電話のSIM契約を行い、サムスン電子・Apple・Oppoなどのメーカーから端末を選びます。また、無線型のWiFiルーターも展開しています。

FIXED LINE:固定電話

続いては、祖業でもある固定電話事業ですね。
長い歴史を誇る事業ですが、現在のフィリピンにおけるシェアではトップシェアを守っています。

フィリピンは島国であることから、固定回線よりも、携帯電話との親和性も高く、これからは普及率をどう維持するかが重要な事業かもしれませんね。

まとめ

今回は、フィリピンの大手通信会社「PLDT」の長い歴史から事業内容までを紐解きました。

現在は電気・水道・ガスと並ぶインフラ事業となった通信ですが、様々な歴史的困難を乗り越えて今日の姿になっていったんですね。

これからは、電話が繋がることを当たり前と思わずに、ありがたく利用していこうと思いました!
調査は以上となります!

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