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フィリピン人が創業したAIスタートアップのExpedock、世界展開に向けて400万ドルを調達

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世界のサプライチェーン企業にAIを活用したサービスを提供する、フィリピン人が創業したスタートアップであるExpedockは、過去にAirbnb、Dropbox、Facebook、Uberを支援したNeoのCEO、Ali Partovi氏が率いる250万ドルの投資に続き、シードラウンドで総額400万ドルの資金調達を行ったことを発表しました。

投資家には、eBay、Foodpanda、coins.ph、Salesforce、Facebook、LinkedIn、Instagramなど、世界のトップスタートアップやテック企業の幹部が名を連ねています。

Expedockは現在までに、a.hartrodt、Rose Containerline、Premier Services Italia、Andalin、Fremura、CNT、MHM Globalなどを含むグローバルな物流企業のために最大90%のコスト削減を可能にした新技術と優れたサービスを提供しており、毎週何千もの貨物コンテナを稼働させ、顧客を急速に獲得しています。

世界のサプライチェーン市場は2027年までに374億1,000万ドルに達すると予測されており、多くの業界関係者が抱える問題点の一つは、製品を国際的に移動させるために必要な一連の厳しい文書化プロセスの管理です。

時間のかかるプロセスは、収益を得る為に確保されていたはずの従業員の時間を大幅に消費すると同時に、マニュアルデータの誤りによる不要なコストの発生が企業を疲弊させています。

この問題に気づいた当時23歳のKing Alandy Dy氏が、2019年にExpedockを設立しました。

King氏は、スタンフォード大学への奨学金を得て、そこでGoogleのAIラボで働いていたAIの天才のRui Aguiar氏(CTO)と出会いました。

King氏とRui氏は共に、Facebook、Airbnb、Shopee、Stripe、Intuitなどの大手テック企業で経験を積んでいます。マニラに戻ってきたKing氏は、フィリピン人の幼馴染であり、ExpedockのCOOとなるJeff Tan氏と再会しました。

Expedock Nuance technologyと呼ばれるExpedock社が持つ独自の人工知能(AI)は、人間の知能をシュミレートしてタスクをこなす機能であり、ワークフローの自動化により、手作業でのデータ入力や処理の必要性を排除しています。

expedock

サプライチェーン業界に携わる企業に共通する問題点は、ほとんどのスタッフが紙の書類からの手作業によるデータの抽出、入力、処理に多くの時間を費やしていることです。

ExpedockのAIを使用することで、企業は航空運送状、船荷証券、請求書などのデータ抽出やデータ入力作業をすべて省くことができ、全体の時間を最大10倍短縮し、さらにデータの精度を99.99%という高い水準に保つことができます。

国際的なクライアントにサービスを提供するために、Expedockは、それぞれの分野の専門家で構成されるグローバルチームに参加してくれる優秀な人材を募集しています。2020年9月に5名のスタッフからスタートしたチームは飛躍的に拡大し、現在では35名を数え、世界中のスタッフがリモートで仕事をしています。

Expedock
https://www.expedock.com/

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