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日系企業の集まるLIMA工業団地の中に、工学部のキャンパスが開いた

KEY POINTS

ニュースの要点
バタンガス州立大学(BatStateU)が8月17日、バタンガス州のLIMA Estate内にLIMAキャンパスを開設し、工学・技術系の1年生800人余りを迎えた。Aboitiz Economic Estatesとの連携によるもので、1年次から企業の現場に触れる「産業立脚型学習(IBL)」を掲げる。
この動きの意味
LIMAは約200社・7万5,000人が働く工業団地で、日系の製造業も多く入る。工場の隣に工学部を置き、講義を企業の実務家と共同で行う設計は、進出企業にとって採用の前段が団地の中で完結することを意味する。
今後の注目点
暫定キャンパスから10ヘクタールの本設キャンパスへ進むか。企業側がどこまで講義とプロジェクトに入るか。この仕組みが他の工業団地に広がるか。

バタンガス州立大学(BatStateU) が8月17日、バタンガス州の工業団地 LIMA Estate の敷地内にLIMAキャンパスを開き、工学・技術系の1年生 800人余り を迎えた。Aboitiz Economic Estates との連携によるもので、同大学は 産業立脚型学習(Industry-Based Learning、IBL) を軸に設計した国内初のキャンパスだとしている。

4年生のインターンを待たない

従来の工学教育では、実務に触れるのは最終学年のインターンシップが中心だった。IBLはその順序を変える。

従来LIMAキャンパスのIBL
現場に触れる時期最終学年のインターン1年次から
講義の設計大学が単独で組む企業の実務家と共同で設計
授業の担当教員一部の科目は企業の実務者が共同で担当
卒業研究学内のテーマ実際の現場の課題を、教員と企業の担当者が共同で指導

大学のTirso A. Ronquillo学長は開校式で、この場所を「産業界により大きな人材の供給源をもたらすための訓練の場」と表現した。

Aboitiz LandおよびAboitiz Economic Estatesの Rafael P. Fernandez de Mesa 社長兼最高経営責任者は、学生に対して「団地全体をキャンパスの延長だと思ってほしい」と述べている。

団地の中に置いたことの意味

LIMA Estateは 1,000ヘクタール の規模で、国内外の約 200社 が入居し、7万5,000人 が働く。日系の製造業も多く、当媒体でもエプソンの追加投資を取り上げている。

工場の集まる場所に工学部を置けば、講義で扱う技術と現場で使われている技術のずれが小さくなる。企業から見れば、卒業のはるか前から学生に接触できる。人手ではなく、特定の設備や工程を扱える人材を採りたい企業ほど、この距離の近さは効く。

今回のキャンパスは暫定の施設で、計画では10ヘクタールの本設キャンパスの第1段階にあたる。


円換算は2026年8月21日時点のレート(1ドル=159円、1ペソ=2.6円)による目安です。

SOURCES / 出典

  1. BusinessWorld(SparkUp)メディア
    BatStateU opens country's first Industry-Based Learning engineering campus at LIMA Estatebworldonline.com
  2. Aboitiz Economic Estates企業公式一次情報
    Batangas State University and Aboitiz Economic Estates Launch the Philippines' First Industry-Based Learning Campus at LIMA Estateaboitizeconomicestates.com

参考(本文の補足)

  1. BusinessWorldAboitiz says BatStateU campus to deepen LIMA talent push
#人材#製造業#LIMA Estate#Aboitiz#バタンガス

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